仮想通貨とは

テレビなどのメディアで仮想通貨が取り上げられることもあるので、特に関心がない方でもだいたい「ビットコイン」はご存知ですよね。

でも、それが実際にどういうものなのかってとこまでは理解が広まっていない様子です。パソコンを所有していない知人を対象にリサーチしてみたのですが、「仮想通貨はよくわからないけど、もし楽に稼げるならやってみてもいいかな」という反応をもらって、じゃあ解説しますよ、と。

しかし、複数の人々にそれぞれあってお話するのではあまりにも効率が悪い。そこで、仮想通貨に前向きな方にはここのURLをご案内することにしました。

まずは「仮想通貨とな何なのか」というお話から始めていきましょう。

「そんなの知ってるよ!」という方はさらっとスルーしてやってください。また、「読んでみたけど間違ってるよ!」という方はご指摘くださったら幸いです。

 

■仮想通貨の定義

仮想通貨は「通貨」ではありません。日本の法律では「決済手段のひとつ」と定義されています。つまり「資産的価値のある所有物」ということになります。

所有物なのに実物が存在しないという、特殊な「資産」です。

2018年現在の状況をみると、ビットコインアルトコインで直接決済できるお店が増えているので、単なる「もの」以上の何かになりつつあることは間違いありません。

法令上も株式や不動産、金融商品などとは取り扱いが分けられています。

株式、金融商品、不動産はそのまま通貨の役割を果たすことはできませんが、仮想通貨は法定通貨のようにやり取りできるので分離する必要があったのでしょう。

■仮想通貨とはどういうものなのか

仮想通貨は2009年に産声を上げました。

ブロックチェーンの論文が突然インターネット上に発表され、それに興味を持った世界中のエンジニアがオープンソースで開発に携わりました。最初に生まれたのがビットコインです。当初は1BTCに1円の価値すらありませんでしたが、技術的に注目されるようになってからの上昇率には誰もが驚いたものです。ほぼ無価値だったものが一時は200万円を超えました。

2018年8月14日現在は66万円から70万円あたりをさまよっていますね。

それでも十分高いと感じていますが。

英語で仮想通貨はクリプトカレンシー(暗号通貨)といいます。

プログラム言語は暗号のようなものですが、基本的にオープンソースなので取引も何もかも全世界で共有されています。つまり、プログラムが暗号化されていない、だから、未熟な部分をついてハッカーなどが攻撃するということがあるわけですね。

仮想通貨の価値は「ブロックチェーン技術が完成する未来」への投資価格だと考えるといいでしょう。

その時の需要と供給バランスによって時価が決まり、決済で利用する際にはその時点での時価で計算されます。ビットコインは1コイン当たりの価格が高くなっているので、最近ではアルトコイン決済の方に流れが向かっているようですね。

ビットコインは高額決済に、少額決済にはアルトコイン、と使い分ける人も多いそうです。

 

以上、tektek356による仮想通貨の基本第一回でした。

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