2019年2月5日・スギ花粉飛散状況のメモ

2019年2月5日現在のスギ花粉飛散状況をメモしておきます。

あと、花粉カレンダーもメモしときます。

今年は花粉の飛散量が例年の5倍らしいですから…。

今年を少しでも快適に過ごすための基本的な知識として。

みなさんにもお役に立てば幸いです。

 

花粉飛散情報 2019 - 日本気象協会 tenki.jp

https://tenki.jp/pollen/

気象協会のHPによると、東京、石川、愛知、広島、大阪、高知、福岡、鹿児島。各県でスギ花粉の飛散が開始しているようです。まだまだ量は少ないですが、気温上昇と乾燥、雨のコンボで爆発的に飛散量が増える見通しです。。

環境省花粉観測システム(はなこさん)

http://kafun.taiki.go.jp/

環境省の花粉観測システム花子さんを活用しましょう。

花粉飛散状況を地図と表、グラフでみることができます。
花粉飛散データは、観測地点から自動送信されており、毎時35分頃にホームページを更新しています。

とのこと。下が本日の観測状況。赤丸が花粉量の多さを示しています。まだドットサイズなので少ないですね。嵐の前の静けさです。

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赤丸の大きさと花粉量の対比。

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風速。これらを踏まえて飛散図をご覧ください。まあ、体感で分かる気もしますけどね。症状が出る前に図をチェックして予防措置をとる。それが身を守る方法というわけです。

 

花粉の飛散スケジュール
 

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スギ花粉は年中あるみたいですけど、2月の頭から4月一杯がピーク。症状が重い人は6月ごろまであとを引き、その上過敏になってるからほかの種類の花粉に症状が引きついて年中鼻水を垂らしているという状況になりかねません。

スギ花粉に反応する人はヒノキにも反応しやすくなるそうです。

 

画像の引用元はこちら、

花粉カレンダー|花粉症ナビ

www.kyowa-kirin.co.jp

以下引用です。

代表的な花粉とその飛散時期をご存じですか?
だいたいの情報を知っておくと、予防や症状の緩和に役立ちます。
日本は南北に細長い地形のために地域差があり、花粉症の原因植物の特徴や飛散期も異なります。
中でも一番手強いのは、風によって大量の花粉が長い距離飛ばされる風媒花で、特に重要なのがスギなどの木本(もくほん)植物です。

あなたの住む地域ではどのような木本植物が多くみられますか?
たとえば、スギは北海道・沖縄にはほとんど存在しないため、スギ花粉症はありません。
一方で北海道にはシラカンバ花粉症が多いなど、地域による特徴があります。
また、気候の違いから飛散時期も九州では1月下旬くらいから、東北では3月上旬以降と差があります。

あなたはどの時期から症状が出ますか?
花粉症日記などをつけてみれば、きっと花粉と自分の体の関係を知る貴重な手がかりになるはずです。

 

ビジネスジャーナルより

花粉症、医師が教える「ピタリと解消」する意外な方法 | ビジネスジャーナル

 花粉症の人にとっては、1年でもっとも嫌な時期が2~4月である。

 昨年(2018年)の夏が記録的に高温・少雨であったこと、昨年末の調査で多くの地域でスギ雄花が豊作であったことから、今年のスギ花粉は「平年より多い」と予測されている。「昨年11月の気温が高かったため、今年のスギ花粉飛散開始時期は例年より遅れそうだ」と予測されているが、2月の初めからは大量飛散してくることを覚悟していたほうがよさそうだ。

 花粉症発症のメカニズムは、花粉(タンパク質=抗原)が鼻粘膜や呼吸器を通して体内に侵入してくると、それをやっつけるために白血球が抗体をつくる。抗原と抗体が結びついた「抗原抗体結合物」が体内のマスト細胞などを刺激してヒスタミンを分泌させて、鼻水、くしゃみ、咳、流涙などのアレルギー反応を起こす、というのが西洋医学的な見解である。

 まさにその通りであるが、花粉を鼻粘膜や呼吸器から吸い込んでも、アレルギー反応を起こさない人もたくさんいらっしゃるのだから、花粉は“原因”ではなく“誘因”にすぎないということになる。

「アレルギー」の症状は、

アレルギー性鼻炎…くしゃみ、鼻水
アレルギー性結膜炎…涙
アレルギー性皮膚炎…湿疹
アレルギー性喘息…薄い水様痰を伴う咳

のごとく、体内の余分な水分を体外へ排泄している状態であることがわかる。

 つまり体内に水分が多い人の症状なのである。標準体重の人でもその約60%は水分なのだから、運動を十分にしない人で太っている人は、体内にさらなる余分な水分をため込んでいることになる。

 1957(昭和32)年の日本人の脇の下の平均体温は36.9℃もあったという。今は35.8~36.0℃が平均で、60年前と比べ約1℃下がっている。体温が下がると、体内のあらゆる代謝が低下する。その結果、端的に現れる症状として、「発汗や排尿の減少」がある。つまり、「体内に余分な水分がたまる」ことになる。

「雨に濡れると体が冷える」し、「冷却水」という言葉があるように、体内の余分な水分はさらに体温を下げる。人体内のあらゆる反応が、熱によって起きているのだから、「体を冷やす余分な水分は排泄しなければいけない。その様子がアレルギー反応である」ととらえることもできる。

 

「小青竜湯」も効果的

 日本語の「春」の語源は「張る」である。春になるとたけのこやつくしが土から顔を出し、木の芽が少しずつ膨らんでくる。つまり春は種々のものが「張り出てくる」時期なのである。英語の「春」=「spring」には「飛ぶ、跳ねる」という意味もある。日本語も英語も、春の意味の根源は共通しているのである。

 寒さを防ぐために、冬にたくさんため込んでいた余分な脂肪や水分、老廃物を体外に出して、暑い夏に向かって身軽になろうとしている反応のひとつに花粉症などのアレルギー反応がある、といってもよい。

 こうしたことを念頭に置いて、「花粉症対策」を以下に記してみる。

(1)花粉をシャットアウトする

1.花粉飛散の多い時期の不要不急の外出を控える
2.外出するときは、マスクやメガネで花粉から鼻や目を守る
3.外出先から帰宅したときは、服についた花粉を玄関外で払う

(2)運動、入浴、サウナ、岩盤浴などで発汗、排尿を促し体内の余分な水分と老廃物を捨てる

(3)のどが渇いたとき以外には、不必要な水分(水、お茶、コーヒー、炭酸水)を摂ることをやめる

 それでも花粉症がひどく、生活に支障がある場合、医療機関ステロイド剤や抗ヒスタミン剤などの抗アレルギー剤を処方してもらう必要がある。

 しかし、その前に2000年も前から使われている漢方薬の「小青竜湯」を試してみる価値は大いにある。

「小青竜湯」は、

1.麻黄(マオウ科の茎)
2.乾姜(生姜の根茎)
3.桂皮(クスノキの樹皮)
4.細辛(ウスバサイシンの根茎)
5.半夏(カラスビシャクの塊茎)
6.五味子(チョウセンゴミシの果実)
7.芍薬シャクヤクの根)
8.甘草(マメ科の根)

より構成されており、1~6は「体を温める」作用があり、1,4,5,6,7は、「発汗・排尿を促して、体内の余分な水分を捨てる」作用がある。

「小青竜湯」の適応症として

イ.くしゃみ頻発
ロ.涙(のう炎)
ハ.鼻水、鼻炎
ニ.うすい水様痰を伴う咳(気管支炎、喘息)

が挙げられているのは、これまでの説明から納得いただけると思う。

 軽症~中等症の花粉症は「小青竜湯」だけで解消される可能性が十分ある。中等症以上の花粉症には「抗アレルギー剤」と「小青竜湯」を併用すると、「抗アレルギー剤」の服用量が少なくてすむはずだ。

 いずれの薬も、漢方に詳しい医師や薬剤師に診察・相談していただき、処方してもらう必要がある。知ったかぶりをして、「花粉症対策」を述べている私も、実をいうと油断すると2~4月には、くしゃみ、鼻水などのアレルギー症状が出る。それは、運動もせず、ビール(という水分)を飲み過ぎたときである。

 花粉症が出現した場合、ジョギングをして汗をかき、その後サウナに入ってさらに大量の発汗をし、仕上げに「小青竜湯」を服用すると、ピタリとよくなる。

 つまり、花粉症は漢方でいう水毒症(体内に水分が多くて起こる症状)であることを、私自身が身をもって体験しているのである。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

 

ちなみに小青竜湯は漢方薬です。冷えの花粉症に対応したお薬で、そのほか鼻づまりの花粉症に対応した薬、熱の花粉症に対応した薬があるので、症状に応じて使い分けるとよさそうです。

こちらはまとめに情報をのっけてあるのでよかったら見てみてください。

【花粉症対策】今年もまたアイツがやってきた(((( ;゚Д゚)))!ツライ症状を和らげる方法 - NAVER まとめ

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