仮想通貨と法定通貨の違い

仮想通貨と法定通貨の違いについてご紹介します。

 

仮想通貨について

 

仮想通貨は実態のないプログラム上の存在です。手に取って、法定通貨のように数えることはできません。そのもの自体に価値があるわけではありません。法定通貨と交換できる性質から「価値が見込まれている」のです。

法定通貨による価格は時価で変動します。

 

仮想通貨はコンピューター言語の集合体であるため、クリプトカレンシー(暗号通貨)と呼ばれます。その価値をバックアップする国などの集団がなく、時とともに価値は大きく変動します。ビットコインの場合は1単位がBTCで、取引は1億分の1BTCから可能です。なお、1億分の1BTCがビットコインの最小単位で、1satoshi(サトシ)と数えます。

時価は需要と供給のバランスで決まっており、一般的な金融商品のような予測ができない点が特徴といってもいいでしょう。

インターネット上に多数の仮想通貨の価格予想サイトがありますが、その時の時価に応じて予想値が刻々と変わるのであまり意味はなさそうです。

 

法定通貨について

 

法定通貨は国が価値や流通量を管理している通貨です。日本ならば日本円、アメリカならばUSD(ドル)がそれぞれの法定通貨となります。

価値は国ごとに異なり、円とドルの換算価格は時価です。

法定通貨の価値を保証する国に何かトラブルがあれば、国際的な価値が下落します。政情が安定している国や、経済成長が見込める国の法定通貨は人気が高くなるので、価値も上昇します。

ちなみに、2018年8月現在はUSDが下落傾向になっているのでビットコインをはじめとした仮想通貨は軒並み値下げ傾向です。アメリカと結びついている国が経済破綻したらUSDも下がる。USDが下がれば仮想通貨も値下がりします。今は静観、もしくは買い時と考えられます。

 

 

tektek356の仮想通貨基本情報でした。

次は法定通貨と仮想通貨の国際送金についてご紹介します。

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