年末だから確認しておきたい【新・厄年】医師が考案した新しい厄年の考え方【健康寿命を延ばしたい】
厄年がいつかご存じですか?
”数え年で、男性は25歳、42歳、61歳。女性は19歳、33歳、37歳。”
が既存の「厄年」です。
満年齢ではなくて数え年ってのがポイントでしょうか。
理由はよくわからないものの、
東洋医学では7の倍数で体の変化が起こるから、
病気に気を付けよう、
心構えをしようという意味で厄年のお祓いをするのが日本の風習だったそうで。
ちょっと深堀りすると、東洋医学は中国から伝来した陰陽五行の思考を
日本の風土に合わせて変化させた、
行ってみればジャパニーズ陰陽五行にのっとってこの仕組みを編み出したんですよね。
五行は一元論から発して陰陽の循環に転じ、
自然を表す5元素へ、そして、目に見えない「時」の概念を組み込むために、
天体の運行を概念上分割して割り当てて体系を作ったんです。……なんのことやらって感じですよね。
結果として暦や十二支が出来て、60年で干支が一巡っていうことになったんだと思っていただければ十分です。
なぜ新・厄年を医師が考えたの?
平均寿命が延びている昨今、健康寿命をいかに伸ばすかが日本人に課せられた命題となっています。
私たちがいかに長生きしても、寝たきりでは生きている甲斐がないですよ。私はそう思います。寝たきりで下の世話まで人にまかせっきり、何ひとつ楽しみなく、苦しい余生なんて嫌ですもの。それに、お世話してくれる人がいるとは限らない。孤独死の増加がそれを物語ってますでしょう?
医師が「新・厄年」を考えたのは、既存の厄年が「健康状態の変化するポイント」であるなら、実際に病気を発症するタイミングというものもあるのではと考えたかららしいです。
確かに、健康状態の分岐点と発病する地点は同時とは限りません。
例えば1980年以来、罹患率、死亡率が上昇し続けているがんなんか最たるもの。
超初期の「根っこ」ができた段階では発見は難しいですが、発症しやすいタイミング、年齢がわかっていれば、なるべくみんながそのタイミングで検査を受けるようにするだけで「がん」の生還率も引き上げられるって寸法ですよ。
で、肝心の「新・厄年」です。
「新・厄年」は既存の厄年のあとにくる
師らが算出した新・厄年は次のとおり。
〈男性〉24歳、37歳、50歳、63歳
〈女性〉25歳、39歳、52歳、63歳
だそうですよ。
女性は数えで37際が厄年なので、発病するとしたら39歳のタイミングになりそうってことです。男性は37歳が要注意ってわけで、各年齢のみなさま、年の瀬ですよ。
厄払いして健康意識を高めてみては?
今回の参考記事はこちらです
75万人のデータ分析でわかった「厄年」のサイエンス 全日本人必読 男女別あなたが「病気になる年齢」がわかった(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
ちなみに、お祓いに行くなら「人気のお祓いスポット」じゃなくて、
地元の神社に行くといいでしょう。
誰しも「産土神社」というものがあるんです。
それは、生まれて初めてお参りした神社のことです。
大体が地元の神社ってわけです。
生まれた土地から離れてしまった方については、
生活している土地を所管する神社に行くといいですよ。
お参りするときは
「頑張りますので見守ってください、よろしくお願いします!」
という気持ちで臨むといいそうです。
所管の神社は神社本庁のサイトで確認できます。
リンクを貼っておきますのでよかったらどうぞ!